3匹のこぶたに学ぶ保険加入の考え方(1) 家を建てるまでの巻
その多くの方は、「死亡保障は最低限で良いから、医療保障を充実させたい」という内容です。
日本人の平均寿命は男性78・64歳、女性85・59歳と、男性は世界第3位、女性は20年連続で世界第1位の、世界でも有数の長寿国となり、30歳の男性が65歳までに死亡する確率は、約14%。女性ではわずかに7%で、生きて老後を迎えられる確率のほうが圧倒的に高いのですから、死亡保障よりも医療保障を重点に準備したいと考えるのも当然といえます。
今回は、代表的なリスク管理の手段の一つである「保険」を活用したリスクマネジメントの考え方について、物語の“3匹のこぶた”を例にとってお話ししてみましょう。
成長した“3匹のこぶた”がそれぞれ家を持つというお話です。
長男のトンキチは藁で家を建てました。
次男のチン平は丸太で家を建てました。
末っ子のカン太はレンガで家を建てました。
トンキチは、藁は何処にでもたくさん落ちているので、お金も掛からずに、簡単に造ることが出来ました。チン平は、丸太を買うのにお金が必要だったので、小さい頃から貯めたお小遣いをハタいてやっと建てることができました。カン太は、レンガが高価なうえに、自分で建てることができず、職人さんにお金を払って建ててもらわなければなりませんでした。カン太の貯金だけでは足りず、こぶた銀行からお金を借りて、やっとの思いで建てることができました。
藁の家は、強い風が吹くと飛んでしまいますし、焚き火の火の粉が飛んできてもあっという間に燃え広がってしまいます。丸太の家は、少々の風や焚き火の火の粉にはびくともしないのですが、狼さんに火をつけられてしまったときや、食欲旺盛なシロアリにはなすすべもありません。レンガの家は、風が吹こうが、火をつけられようが、雷だって避雷針をつけてあるからヘッチャラです。でも、大きな地震がくると崩れてしまいます。(続く)
お金の匠(ファイナンシャルプランナー) 松木 祐司
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